経済状況を把握しておこう
看護師の仕事は、肉体的や精神的な負担が多く、辞めたいと考える人も少なくありません。しかし、仕事を辞めることを決断する前に、これからの事を考えて賢く立ち回ることが大切です。
例えば、看護の職場を離れる前に、まずは退職後にしばらくの間は収入がなくとも生計が立てられるだけの蓄えがあるかどうか把握することが大切です。看護の仕事を辞めてしまえば、一時的にでも収入が途絶えてしまいます。そのため仕事を辞めた看護師の中には、その後に生活が困窮するという事態があるようです。一定期間は、仕事からの収入がなくても生活できるようにある程度の蓄えをしておきましょう。
仕事を辞めることを決断する前には、いざという時に備えての貯金がある程度の額があった方が望ましいです。いつでも仕事が辞められるだけの蓄えがあれば、精神的な余裕が生まれるためにストレスも溜まりにくくなります。毎月どの程度の出費がかかるのかを正しく把握し、しばらくは働かなくても十分にやっていけるだけの余裕がありさえすれば、いつでも仕事を辞められることでしょう。
もし蓄えがなく、それでも看護師の仕事を辞めたいと考える場合には、早めに次の仕事を探すことが必要となります。次の仕事を見つけて新たに収入を得るまでの空白期間を短くすれば、それだけ経済的な影響を小さくできます。できれば看護師の仕事を辞める前に、ある程度の次の仕事の目星をつけて収入を得る手段を確保した方が、お金に困る事はないでしょう。